けんごマンです。
ポーカーサロンを開店して約２ヶ月が経過しました。弊店のお給料は、当月末締めの翌月末支払です。３月３日に開店しましたので、４月28日が支払日です（29日、30日が土日のため）。初月の３月に支払がないのは、開店したばかりで売上が確立できていないお店としては、とてもありがたいです。従業員さんには、１ヶ月待たせてしまい申し訳ないですが（皆さん、ゴメンなさい）。
この１ヶ月の支払の”ズレ”が、キャッシュ・フロー的には、だいぶプラスになります。最も大きな固定費の人件費が後払いになるので、その分を必要な投資に充てることができます。開店したばかりで認知度が低いので、広告宣伝費に使用しました。わずかな”ズレ”ですが、弊店のような小さなお店では大きな金額です。財務的にも少しだけ体力をつけることができました。
初めて自分で事業を起こして、毎日思っていたことは、「①お客さんが来てくれるのだろうか？ ②従業員さんにお給料を払えるのだろうか？」というものでした。それを考えると、プレッシャーと不安で眠れない日が続きました。きっと事業を起こした経営者の先輩の皆さまは、同じような思いをされてきたのでしょうね。本当にすごい精神力だと思います。
そのため、開店してから日々の売上を計上していき、従業員さんのお給料と、お店の家賃がまかなえる状況になった時は、本当にうれしかったです。その月は、ホッと一安心で眠れる夜が増えました。まあ、翌月から同じことが繰り返されるのですが（^^）
そして、初めてのお給料の支払日が近づいてきました。間違えないように時間集計を再チェックして、従業員の皆さんに振込先の口座情報を聞いて・・・、おっと、深夜割増手当の集計を忘れていましたので、急いで集計し直しました。そして、従業員さんたちに喜んでもらおうと思い、支払日を１日前倒しにしました。
支払日の当日、お昼になりまして、振込に行く準備をします。何だか、お給料振込むのは、うれしいですよね。
シャワーを浴びて、鼻歌を歌いながら着替えていました。
・・・その時、スマホの着信が鳴り、LINEの通知が届きました。見てみると、従業員さんの一人からのメッセージです。
（相手）「ちょっと頼んでもいい？」
タメ口だったので、ご身内やご友人へのメッセージを間違えて私に送ったのだな、と思ったのですが、私もふざけて返信しました。
（私）「良いですよ！」
すると
（相手）「コンビニでウェブマネーを８万円分購入してきて」
ん？ 私だと気づいてないな。急ぎの用事だとまずいな、と思い、
（私）「あの～、●●さん（従業員さん）、送信先が違っているのでは？・・・」
（相手）「間違えていませんよ」
え～～？！ なにそれ？！ タメ口でメッセージがきて、ウェブマネー８万円分を要求してきて、それが私に対するコメントで間違いないと。これは明らかに怒ってるな。何かしてしまったかな？。何か脅迫じみていて怖いな。何が起きているか考えました。
まさか・・・、８万円という金額は、その従業員さんのお給料と同じぐらいの額です。まさか、お給料の支払いが遅いと思われて、その見合いとしてウェブマネーで支払えという要求なのか？。めっちゃ怖い～。
このお話の結末は、、、この従業員さんのLINEが乗っ取られた、というだけのことでした(笑)。悪い人が他人のLINEを乗っ取って、ウェブマネーのコードを盗もうとしていたようです。この従業員さんとも電話で連絡が取れて、事情を聞いて一安心でした。あんなに優しかった●●さん（従業員さん）が、こんなに豹変するなんて～、とショックを受けていましたので、ホント良かったです。
このLINE乗っ取りは、世間では常識とのことですが、恥ずかしながら私は知りませんでした。祐子ママや、他の従業員さんにも、そんなことも知らないのか、と怒られました。。
いやいや、普通なら私も何か変だと怪しむけどさ、金額やタイミングが絶妙だったので冷静な判断ができませんでした。
さあ、次の月も、きちんとお給料が支払えるよう頑張ろう（^^）
※ポーカーサロン「ハサウェイ」は、テキサスホールデム・ポーカーの認知度やプレイヤーの技術力の向上を目的として、東京都港区新橋に開業するアミューズメント店です。日本では刑法により賭博行為は固く禁じられています。残ったチップの換金は一切できませんのでご了承のほどよろしくお願いいたします。
ハサウェイ公式HP
