ポーカーサロン物件探し（準備編２）

けんごマンです。

ポーカーサロンの準備ですが、まずは物件探しからです。

これが本当に大変でした。。風営法5号の要件がかなり厳しいのです。①構造的要件、②場所的要件という視点があります。まず①構造的要件は、店舗内の構造で１メートル以上の高さの間仕切りを置かないことや、窓の外からお店の中が見えないようにしたり、店内の照度etcといったものですので、内装工事に注意すれば問題ありません。次の②場所的要件が厳しいです。まず商業地域から物件を探します。商業地域以外でも申請は可能なようですが、かなり要件が厳しくなるため商業地域から選ぶよう行政書士の先生からアドバイスされました。そこから物件を選びますが、近隣に学校、図書館、一定床数のある病院、保育施設などがあるとダメです。毎日Googleマップとにらめっこしていましたが、けっこう難しかったです。近隣に何かしらあるんですよね。それぞれ施設から何メートル以上離れていないといけない、という決まりがあるので、マップに定規をあてて図っていました。あと、大丈夫そうだと思って実際にその物件を見に行くと、マップでは確認できなかった保育施設がすぐ近くにあったりと。。

物件を選んで契約して、内装工事をして、ポーカーテーブルやイスなどを設置して、すべて準備してから警察署に風営法の申請をします。ですので、申請してから場所的要件に抵触してしまうと大変です。行政書士の先生が責任をもって事前調査してくれると言っていましたが、何かあった際の経済的負担は私が負うことになるので、頼り切るのは危険です。

そこで、特定地域の特例を利用することにしました。この場所的要件には、特定地域が定められています。新橋・銀座・渋谷・新宿のある指定された特定地域に限っては、近隣にどのような施設があっても大丈夫なのです。ということで、私はリスクをなるべく減らすために特定地域から物件を選ぶようになりました。

それでも、課題は多く、なかなか物件が見つからず１年近くが過ぎていきます。。

※ポーカーサロン「ハサウェイ」は、テキサスホールデム・ポーカーの認知度やプレイヤーの技術力の向上を目的として、東京都港区新橋に開業するアミューズメント店です。日本では刑法により賭博行為は固く禁じられています。残ったチップの換金は一切できませんのでご了承のほどよろしくお願いいたします。